僕にとりましては2011年初めてのコンサートになります。
パルテノン多摩も初めてなのでとても楽しみにしていました。
東京は今年になってから雨が降らず毎日晴天が続いていますが、今日も朝からとても良いお天気です。
多摩センター駅も電車では初めて行く事になりますが、自宅からは乗り継ぎ2回を含めても40分ほどで意外と近いでした。今日は購入したばかりのコンデジを持参。まだなれていないのでどこまで綺麗に撮れるか?
多摩センター駅に着き降りるとパルテノンは一直線の先にあります。
おそらくギリシャの神殿をイメージしているのだと思います。
ここ多摩ニュータウンは僕が高校生くらいの時から開発が始まり現在に至っています。当時は狐や狸が出る山奥でした。計画された都市づくりがされているのでやはり街並みは緑が多くて洗練されています。
ホールに着くと入場待ちの方が既にたくさん来ていました。
ホール内はコンクリート作りですがとても綺麗で明るく気持ちの良いホールです。
時間になり入場が始まるとぞくぞくと観客の皆さんが訪れてきます。
客席は約1400人程ですが室内楽などには最適な空間です。
時間となり前半は小山さんのピアノソロです。今日のプログラムはノクターンではじまりワルツへと・・・今年初めてのショパンが心に響きます。
ホールの壁はコンクリなので響きは抜群に良く、そして晴天続きで湿度が低いためかピアノの音色は明るく澄んでおり最高のコンディションでした。4列目の中央席でしたがこれほどまでに、一音一音がクリアーで鮮明に聴こえる事もめずらしいのでは?と感じました。
とにかくワルツは美しく華やかで最高のピアノでした。おそらく今日の観客の皆さんは、いつもとは違う別次元の演奏を聴けたのではと思います。ピアノってこんなに美しい音色で楽しい楽器でショパンの曲はこんなにも素晴らしいものだったと・・・
そしてアンコールは新年に相応しく華やかなワルツの第1番で明るい一年を象徴して下さいました。
小山さんの演奏を聴き終わった休憩時間のCD売り場は凄まじい状況にありました(笑)
とにかくもっと聴きたいと言う気持ちから2枚、3枚と購入される方が沢山いましたね。きっとサイン会も大盛況の予感が・・・
そして後半は弦楽四重奏版のコンチェルト1番。小山さんの同級生でした景山誠治さんをはじめ名手揃いの豪華版室内楽です。
弦の響きは最高に美しく感動的なものでした。いつものオケ版とは違い一人一人のアーチストの方の魂がストレートに伝わって来ました。ワルシャワの秋に誰もいない枯れ葉舞う遊歩道を歩いているような・・・
素晴らしかった!!至福のひと時とはまさにこの事だと思いました。
終演後はお待ちかねのサイン会です。想像通りの沢山の方が参列されていました。
テレビで拝見しました事やピアノを習われている事などを小山さんにお話され励まされたり・・・
小山さんは演奏も勿論楽しみにされていますが、終演後のサイン会もとても楽しみにされている様です。
演奏後でお疲れだと思いますが、それ以上にファンの皆さんとの交流を楽しみにさてれいる様子が伺えますね。
本日共演をされた素晴らしいメンバーとは1月28日(金)杉並公会堂で再び演奏されます。
小山さんのプロデュースで次は弦楽五重奏と言うことですので、是非皆さん、お誘い合わせ下さい。
詳細は
こちら です。
今年1年も小山さんの素晴らしいピアノを楽しみにしたいと思います。
では杉並公会堂で皆様とお会い出来ることを楽しみにしつつ・・・
このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください =>
こちらです
今日のお勧めの1枚<クリック>