まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼東京ニューシティ管弦楽団 / 横浜みなとみらいホール      2011/10/15 (土) 
▼コバケン・ガラ vol.18  日フィル / サントリーホール      2011/09/25 (日) 
▼東京ニューシティ管弦楽団 第76回定期演奏会      2011/07/15 (金) 


 東京ニューシティ管弦楽団 / 横浜みなとみらいホール

公演期間 2011/10/15(土)
会場 横浜みなとみらいホール (神奈川県)

指揮:曽我大介
東京ニューシティ管弦楽団


グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(管弦楽のみ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 

<アンコール>
ラフマニノフ:ヴォカリーズ



今日は一応、税金を納めている横浜市にあります横浜みなとみらいホールに行ってきました。
横浜市はとても大きな市なので同じ市内と言ってもホールまでは電車で30分掛かかります。
朝は激しい風と雨が降っていましたが、コンサート会場に向かう時間には上がっていました。

今日は小山ファンにはたまらないプログラムなんですね。これが・・・
プログラムの表紙にも書かれていますが、「小山実稚恵 華麗なるコンチェルト」と言う事で、何とラフマニノフとチャイコフスキーが一度に堪能出来るのです!
前半がラフマニノフの2番、後半がチャイコフスキーの1番。何とこの2大協奏曲を華麗に弾いて下さるのです。
うん。小山さんなら可能ですね!!!
そして楽しみな東京ニューシティ管弦楽団 さんと曽我大介さんとの共演。最高の選択肢です!

まずはグリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲です。曽我さんの流麗な指揮裁きで奏でられる東京ニューシティ管弦楽団 の演奏は新鮮でとてもフレッショな印象です。聴いていて気持ちが良いですね。
そして緑に柄の入ったとても印象的なドレスで小山さんが登場されました。
まずはラフマニノフの2番。震災や原発事故で日本国民の心は疲れきっています。そんな時はとにかくこの曲を聴きましょう!そして小山さんの大地を揺るがすような力強く感動的なピアノの音色。本当に気持ちが充実しますね!
明日への活力がみなぎってきて、心が嬉しくなってきますね!!
もう言うまでもなく最高の名演奏でした。曽我さんの指揮はとても流麗で見ていて惚れ惚れとしてきます。そして東京ニューシティ管弦楽団 の皆さんの充実した演奏が小山さんのピアノと響きあっています。
もうこれ以上の心の贅沢はありません。期待以上のラフマニノフでした。

そしてラフマニノフの余韻が抜けきらないうちに今度はチャイコフスキーです。小山さんは、今度は目の覚めるようなワインレットのドレスです。
小山さんはチャイコフスキーコンクール入賞時より何度この曲を弾いてきたのでしょうか?もう何のためらいも無く思いのままに奏でられるチャイコフスキーは小山さんに取っては心の中から湧き出してくる想いを自由自在に奏でる領域にあるのだと思います。
本当に素晴らしいです。この感動は深く心の中に宿り、生きる希望と勇気をかもし出してくれると言っても過言では無いと僕は思います。チャイコフスキーやラフマニノフの音楽が、人々に生きる勇気と希望を与えてくれる。恐らくこれが作曲家に与えられた使命で、それを伝える奏者が小山さんであり、指揮者や楽団の方たちの使命だと思います。
音楽は手に取ることや、形として残る事はありませんが、人の心にメッセージを届ける事が出来る芸術だと思います。
終演後はブラボーや大きな拍手が観客の皆さんの大満足を語っていたと思います。

そして再びサプライズが・・・・思わず涙しました・・・・ヴォカリーズをピアノで弾いてくれたのです。
(編曲はEarl WILD アール・ワイルドという人のものの様です。)
熱く奏でられたチャイコフスキーのコンチェルトの後にしっとりとした音色がホール内を包み込んで行きます。
思わず涙が込み上げて抑えるのに大変でした(笑)。小山さんは全身全霊を全て捧げて弾いていると僕には思えました。この曲は小山さんでは初めて聴きましたが、大曲を2曲も弾いた後なのに更にこんなにも素晴らしい演奏が出来るとは・・・・いまさらですが、小山さんは、ピアノを弾くために神に選ばれた方なのだなぁと、改めて痛感しました。

終演後はサイン会が行われましたが沢山の方が並ばれました。恐らく300人以上の方だと思いますが、最後の方が終わるまで1時間以上掛かりました。それだけ今日の演奏会は素晴らしいものだったと思います。

明日も楽しみです。
再び埼玉でまた会いましょう!!



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>






みなとみらいの街を少し散策しました


横浜はなぜか落ちつける街です




屋外からのホール入り口です


みなとみらい線からの入り口です




14時開演です


入場開始となりました




公演の案内も充実しています






入り口付近です


.沢山のアーチストが横浜に・・・




周囲がガラス張りで明るいホワイエです






CD売り場です


今日は小山さんのサイン会もあります!




開演前です


スタインウェイが出番を待っています




休憩時間の様子です





海が見えるホールです





雲の隙間から日差しも・・・





開演を知らせる銅鑼です


この銅鑼は、1998年5月31日の
横浜みなとみらいホール開館記念式典で
初めて鳴らされました
以来、日本丸の銅鑼と二重奏で
公演のたびに開演を告げています




休憩時間の様子です


終演となりました




このざわめきは何かと・・・


サイン会の会場でした




ここが最後尾です


一人一人の皆さんに思いを込めて・・・




素晴らしいアンコールでした!


チャイコフスキーの衣装で・・・
<撮影・掲載 了解済み>



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Date: 2011/10/15(土)

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 コバケン・ガラ vol.18  日フィル / サントリーホール
2011年 9月 25日 (日)
午後2時開演

会場:サントリーホール

指揮:小林研一郎【桂冠指揮者】
ピアノ:小山実稚恵* 
ヴァイオリン:扇谷泰朋【日本フィル・ソロ・コンサートマスター】**


リスト:《愛の夢》第3番(ピアノ・ソロ)*
リスト:《エステ荘の噴水》(ピアノ・ソロ)*
リスト:《死の舞踏》*
〜 休憩 〜
サン=サーンス:《死の舞踏》**
ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1919年版)

<アンコール>
マスカーニ:オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ト短調
薄曇り空です!

今日は小山さんの秋のシリーズ開幕日で約2ヶ月ぶりのコンサートです!
台風が去ってからは気温もだいぶ落ちついて朝晩は寒いくらいの陽気になってきました。
これからが本格的なクラシック音楽のシーズンになりますね。
今日はコバケンさん、日フィルさんとの共演なのでとても楽しみにしていました。
日フィルさんと言えば、とても親しみを感じる楽団で僕の中では高感度ナンバーワンです!
前半に小山さんのピアノソロを取り入れたとても珍しいプログラムですが、これも今日の楽しみの一つになっています。
舞台の上にはピアノと日フィルさんたちの席が並んでいますが、まずは小山さんが一人で舞台に・・・
落ち着いた雰囲気のドレスで小山さん、とても素敵です!
リストの愛の夢はとろけそうな甘い雰囲気いっぱいの素晴らしい演奏で、この曲は小山さん御本人のためにあるのでは・・・といつも思うのです。
そしてエステ壮の噴水はリストの中でも一番好きな曲の一つで目をつぶると目の前に噴水のシブキが跳ねている様です。小山さんはラフマニノフ、ショパン、チャイコフスキー・・・・・とどれも素晴らしい演奏ですが、小山さんのリストは特に特筆する素晴らしさを感じます。恐らく小山さんの演奏にピッタリあっている作曲家なのでは?と僕は思います。

そして御待ち兼ねのリストの死の舞踏。これは初めて聴く演奏ですが、まずはコバケンさんと小山さんのショートトークがありました。このシリーズはコバケン・ガラと言う様にコバケンさんの想いが沢山詰っている素晴らしい企画で、リストイヤーに取り上げた熱い一曲です。
前半の死のイメージから後半は火の鳥の復活へ・・・・・
今回のテーマは死と復活。大震災や大型台風の自然災害により多くの方が犠牲になられ暗く悲しい日本列島ですが、必ず復活出来る事を信じて立ち上がる事をコバケンさんからの力強いお言葉がありました。
リストの死の舞踏は想像を超えた素晴らしい曲でした!演奏前にコバケンさんがこの曲を通して流れる重苦しいメロディーを小山さんにちょっと弾いてみて、と・・・・・何となくイメージが沸いてきました。
そして演奏が始まりました。リストらしい華麗で流麗な素晴らしい音色が場内を包み込む感じで響き渡っています!
コバケンさんの満身の指揮裁き、そして日フィルさんの圧倒的なオケの響きと小山さんのピアノが織り成すドラマチックな演奏は大きな感動を与えてくれました!本当に素晴らしい!!聴くものをこれほどまでに引き込んでくれるとは。。。
曲名は死の舞踏ですが、僕には大きな感動の中に勇気と沢山の元気がもらえました!
ブラボーと沢山の拍手に答え、小山さんは何度もカーテンコールをされました。

後半は今度はサンサーンスの死の舞踏。今度は扇谷泰朋さんによるバイオリンソロが加わり、こちらも素晴らしい演奏でした。
最後はストラヴィンスキーの火の鳥です。これは復活をイメージした不死鳥が魔王に囚われた王女と王子を助ける曲ですが、春の祭典と共にストラヴィンスキーの代表作です。この様な壮大でドラマチックな曲はコバケンさん、日フルさんにはピッタリの曲ですね。やはり最初から最後まで素晴らしいの一言でした。特に後半部のスケールの大きな演奏は日フィルさんならではの最高の1曲でした。
終演後は、沢山のブラボーと拍手が場内を木霊していました。観客の皆さんも、本当に大喜びでしたね!!
そしてアンコールは何と2曲も。しかもマスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲と ブラームスのハンガリー舞曲第5番 ト短調。ハンガリー舞曲はコバケンさんの唸り声と共に日フィルさんの圧倒的な情感たっぷりの演奏で最高の締めくくりとなりました。
大震災や大型台風と大きな自然災害で疲れきった日本(自分も含めて)ですが、今日の演奏で大きな力を頂きました。
コベケンさん、日フィルさん、そして小山さん。今日は充実した一日をありがとうございました!また明日から頑張れます!!

コンサート後にまだお楽しみがありました。
小山さんのサイン会ですね。今日はリサイタルではないものの、沢山の方がサイン会の列に参加されました!
お馴染みの常連さんも沢山お見受けいたしました。そして小山さんをいつもテレビで拝見していましたが今日は初めて生演奏を聴きました。とても感動しました。と列に並ばれた方も沢山おられました。
小山さん。10月からまたスケジュールが目白押しになりますが、どうぞお身体を御自愛頂きまして頑張ってください。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>





久しぶりのサントリーホール

今日はまずまずのお天気です!



カラヤン広場は緑で溢れていました!

噴水前に立派な花壇が・・・



そんなに暑くもなく穏やかな日曜日です




赤坂のオアシスと言った所でしょうか!?




今日は2時開演です



やはりサントリーホールは日本一のホールです




日フィルさんのグッズも色々素敵なものがあります!
今日は小山さんのサイン会もあります!



CD売り場は大盛況

小山さんサイン会のお知らせも・・・


開演前の様子です



休憩時間の喫茶コーナー




サイン会の最後尾です

今日も長蛇の列でした



小山さんと楽しい会話を・・・

2ヶ月ぶりのコンサート。お疲れ様でした!
<撮影・掲載 了解済み>



帰りは近くの中華料理屋で。

♪ 味噌ラーメン ♪



<クリック>

Date: 2011/9/25(日)

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 東京ニューシティ管弦楽団 第76回定期演奏会
第76回定期演奏会 <シリーズB>
〜怒涛のロシア音楽!〜

2011年7月15日(金)
19:00開演(18:30開場)


東京ニューシティ管弦楽団
指揮:ペテル・フェラネッツ 

会場:東京文化会館 大ホール


グリンカ/序曲「ルスランとリュドミラ」
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番
<アンコール>
ラフマニノフ:前奏曲 32−5

今日も暑い一日でした!

今日の東京は気温が34℃まで上がり暑い日となりましたが、上野の森に着くと涼しげな風が心地良かったです。少し早く着きすぎたので裏の上野の森方面に少しだけ足を伸ばしました。
小山さんは、学生時代ここで過ごされたのだなぁ。と思いながら芸術の森を感じました。
今日は当初は指揮者がアンドレイ・アニハーノフさんでしたが、諸事情により来日が叶わずペテル・フェラネッツさんに変更となった様です。
僕に取りましては久しぶりのチャイコフスキーですが、この曲は本当に元気が貰えるので楽しみにしていました。
入場開始になりホールに足を踏み入れると文化会館の大きなロビーが出迎えてくれました。
少し薄暗くシンプルな開放感がここ文化会館の特色です。
今日は終演後に小山さんのサイン会もあると言う事なのでこれも大きな楽しみです。
まず1曲目はグリンカ/序曲ですが、指揮者のペテル・フェラネッツさんは身長が2メートル近くある大きな指揮者で、あのデュメイさんよりも更に大柄でした。
そして2曲目に小山さん登場。今日は鮮やかな緑色のドレスで気品漂い上野の森の新緑を思わせる素敵なドレスでした。
和音で始まる雄大な序奏は本当に元気が貰えます。小山さんの雄大で気品溢れるお馴染みの演奏は、まさに小山さんの音楽人生から切り離す事の出来ない名曲ですね。
特に今年はチャイコフスキーコンクールが開催されたばかりであり、チャイコフスキーコンクールの公式サイトで小山さんの演奏をユーチューブで見る事が出来ます。=>こちら 
あれから30年近く立ちますが、その感動は今でも変わらず続いている事は本当に素晴らしい事でありまして、この事自体が既に大きな感動に値します。音楽の素晴らしさ、そして小山さんの素晴らしさを改めて感じる次第です。
日本が、東北の人々が、そして少なからず私たち自身も災難が訪れるこの頃ですが、こんな時こそ元気が一番だと思うのです。このファンサイトをご覧になられている皆さんは、きっと小山さんの頑張っておられるお姿や、その演奏から沢山の元気を頂いている事と思います。
そして今日のチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番は演奏の素晴らしさは当然ですが、小山実稚恵と言う一人のピアニストの熱き心をまざまざと感じる名演奏だったと思います。
熱いチャイコフスキーの後のアンコール。コンチェルトの後のアンコールは小山さんとしてはあまり無い事と思いますが、ラフマニノフの前奏曲がとても新鮮で鮮やかな音色が心に響いて来ました。
指揮者は急遽変わりましたが、日本の事情を知った上で指揮を引き受けてくれたペテル・フェラネッツさんの熱い思いと東京ニューシティ管弦楽団の皆さんの熱い思いが文化会館を感動の嵐に包んでくれました。後半のショスタコーヴィチ/交響曲第11番も大曲ですが、本当に素晴しい名演奏でした!途中、体に感じる地震もありましたがコンサートはそのまま進行し、沢山のブラボーと拍手が場内を木霊していました。
終演後はお待ちかねのサイン会がありました。いつもの小山ファンの皆さんも沢山参列されていまして小山さんに元気な様子をお伝えしておりました。小山さんは、皆さんもご存知のお人柄なので、皆さんの元気なお姿を拝見出来ることが、きっと一番幸せな瞬間なのだと思います。
これから暫く暑い毎日が続きますが、皆さんも、どうぞ元気に頑張ってください。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>





上野駅改札を出ると目の前が文化会館

上野の森に日が沈みます



古代ギリシャ展が興味を引きます!




お馴染みの催物案内




6時10分に着いたらまだ閑散としてました

入場口の向こうに夕日が・・・



入場開始となりました



開放感のある文化会館




今日のスタインウェイも・・・

最高の状態でした。ご苦労様です!



これから始まるワクワク感!




CD売り場は大盛況

小山さんサイン会のお知らせも・・・







休憩時間の一コマ





指揮者の変更がありました



すべての演奏が終わりました。

アンコールは小山さんのラフマニノフ。



サイン会は大盛況でした。

小さな小山ファンも大勢来ていました。



小山さんもサイン会を楽しみにしています。

小山さん、お疲れ様でした。
<撮影・掲載 了解済み>


<クリック>

Date: 2011/7/15(金)

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