まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
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Arigato Concert:Our Appreciation to The World!      2011/11/8 (火) 
▼BSプレミアム「世界から日本へ・音楽のメッセージ」      2011/10/ 22(土) 

▼東京ニューシティ管弦楽団 / さいたま文化センター      2011/10/16 (日) 



 Arigato Concert:Our Appreciation to The World!

〜世界が日本に差しのべた支援の手〜

2011年11月8日(火)
開演 19:00〜21:30
会場:サントリーホール


★印が小山さんが弾いた曲です。

(曲目)
<前半>
1)ヨハン・セバスチャン・バッハ:管弦楽組曲第3番
 「  アリア」
2)ピエトロ・マスカー二:アヴェ・マリア
3)ラフマニノフ:ヴォカリーズ
4)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番  2、3楽章★

<後半>
5)フィリップ・スパーク:陽はまた昇る〜2011年3月
 に起きた日本の地震と津波の被害者のために
6)賛美歌/八木澤教司編曲:アメイジング・グレイス
7)山本櫻子作詞/八木澤教司作曲・編曲:あすと
 いう日が★

8)秋間ゆう子:友だち
9)唱歌:ふるさと
10)チャイコフスキー:交響曲第4番 第4楽章


<アンコール>
上を向いて歩こう(全員で合唱)


※NHKで年末に放送予定です。
  詳細は判り次第、掲載致します。




(出演)
指揮 岩村力   1)〜10)
小山実稚恵   4)、7)
幸田浩子      2)、3)、9)
福島県いわき市立植田中学校吹奏楽部
(演奏) 『Arigato Concert:Our Appreciation to the World!』特別編成オーケストラ   1)〜4)、10)

合唱:
岩手県大船渡市立越喜来・崎浜・浦嶺小学校三校合同合唱団   5)〜9)

<特別編成オーケストラ> 
NHK交響楽団有志、 東京芸大学生オケ 有志、
桐朋学園大学オケ弦楽器有志。


今日のコンサートはいつものコンサートとは違い、その趣旨は、3.11 東北大震災に対して、世界163カ国、43の機関が日本へ支援を表明し、126の国から物資、寄付金や支援活動が行われました。それに対する感謝の意と言うことで各国の大使や機関関係者の方々を招いてのコンサートで日本駐在の世界50ヶ国の大使ご夫妻が参列されたとの事です。

ホールに入るといつもとは違う雰囲気が漂っていました。
大使関係の招待なので外国人の方が多く、また元日本国首相夫妻など超VIPの方々も沢山参列されており、我々からしたら驚きの面々の方々が目の前におられると言ったホワイエでした。

まず舞台に立たれたのは、司会役を勤める野中ともよさんと米倉誠一郎さんです。言葉は英語と日本語の両方で行われます。開会の辞は武田薬品工業の代表取締役社長 長谷川閑史氏が英語と日本語でスピーチされましたが、その内容はコンサートの企画の経緯や感謝の気持ちを音楽を通じて世界の皆様へ お届けしたいなどのメッセージでした。
前半は指揮者の岩村力さんと NHK交響楽団有志、東京芸大学生オケ有志、桐朋学園大学オケ弦楽器有志と言ったベテランがの演奏で、ソプラノの幸田さんの美しい歌声、そして鮮やかな緑色のドレスに身をまとった小山さんが感動のラフマニノフ・第2番を演奏されました。演奏の内容はもう述べるまでも無く素晴らしく、音楽を通してのメッセージが各国の大使の皆様方にも届いたと思います。
そして後半は、今日の主役であります学生達の演奏になります。
舞台に立たった学生達は皆とても緊張している様子が伺えましたが、一度演奏が始まると一変して堂々たる素晴らしいものでした。そして山本櫻子作詞/八木澤教司作曲・編曲:あすという日がでは、小山さんもピアノで学生達の演奏に加わり、音楽を通じた素晴らしいコミュニケーションが交わされました。各国へは添え書きなどでメッセージが伝えれられていますが、小山さんより是非言葉でも感謝の気持ちを伝えたい言うご希望で、小山さんより英語でもスピーチがありました。
僕の席の周囲には、学生達のご両親やご兄弟などの方々がおられましたが、皆さん、ハンカチを手に、子供達の一生懸命な姿に、留めなく涙が溢れておりました。この感動は、このホールの皆さんにも同じく届いていました。 そして子供達の逞しい姿から、東北の明るい未来を十分に感じる事が出来ました。
音楽が発するメッセージは時間や空間を超越して全ての人間に届ける事が出来ることを改めて痛感いたしました。そして最後は、演奏をされた全員が舞台に登場し、客席の私達と友に、坂本九さんの上を向いて歩こうを合唱しました。正に皆の心が一つになりました!
海外からの支援、援助に対する感謝の気持ちはこれで終わるのではなく、もし逆の立場になった時は、全力で日本から支援を届けなければならないと思いました。

今日の主役であります学生達に心からの拍手を届けたいと思います。




このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>





今日は寒い一日です





6時15分に現着しました

幻想的な光景です



徐々に皆さんが集まりだしました




今日の案内です




そろそろ入場開始です

.



入場時間を知らせるオルゴールです

入場開始です



今日のお客様は各国の大使の方々です

元首相ご夫妻のお姿もお見受けしました



子供たちのメッセージが書かれています

















1階の喫茶コーナーです

2階席前のフロアーです



開演前の様子です





休憩時間の様子です





終演になりました

終演後、お疲れ様でした!
<撮影・掲載 了解済み>



<チラシ・クリック>

<プログラム・クリック>

Date: 2011/11/8(火)

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 BSプレミアム「世界から日本へ・音楽のメッセージ」
BSプレミアム「世界から日本へ・音楽のメッセージ」
ハイビジョンスクリーンコンサート


チャンネル :BSプレミアム
放送日 :2011年10月22日(土)
放送時間 :午後3:00〜午後6:00(180分)

放送会場:NHKみんなの広場 ふれあいホール
     (東京都渋谷区神南2-2-1)

【出演】
司会者:首藤奈知子アナウンサー
小山実稚恵(ピアニスト)、宮本文昭(音楽家)、
高岡早紀(女優)

岩手:釜石市会場
ゲスト:マギー審司

宮城:仙台市会場
ゲスト:森公美子




<小山さん ソロ演奏の曲目>
ラフマニノフ:

ヴォカリーズ(編曲:Earl WILD)

朝から物凄い雨でこれはどうなることやらと思っていると、昼頃になると何と雨が止んで来ました。渋谷まで30分ほど電車に揺られ渋谷の街に出ると何と空が明るくなりだしました。歩くこと約15分でNHK放送センターに着きました。今日はふれあいホールでの生番組の収録ですが、ふれあいホールはNHKホールの隣に隣接しています。

ホールは280人の収容人数で自由席ですが、1時30分頃にふれあいホールのロビーでまずは並び順の番号札を目隠しされた箱の中から取り出しその番号を招待券に書いてくれました。抽選番号は100番まであり、僕は何と10番台の数字を引く事が出来て前の方に並べる事になりました。
2時15分になると1〜20、21〜40、・・・・と順番の枠の中に入り、2時30分になると、一人ずつ席へ通され好きな場所を選ぶ事が出来ます。さすがにNHKはそつが無く、混乱のこの字も無くスムーズに席が選べました。

3月11日の東日本大震災はまだまだ大きなつめ跡を東北の各地に残していますが、世界を代表する一流の音楽家やオーケストラが、被災地に思いを寄せて各地で開催してきたコンサートの映像を530インチの迫力あるハイビジョンで紹介し、そして小山実稚恵さんによる生演奏を行うと言う3時間の生番組です。

3時からの生放送ですが、10分くらい前になるとNHKのスタッフの方から、注意事項や拍手の仕方など、笑いを交えながら説明をしてくれました。

そして放送開始になり、まずはヨーヨー・マのハーバード大学で自ら撮影して被災した日本に向けたバッハの無伴奏チェロ組曲 第1番から「プレリュード」が530インチのハイビジョンスクリーンに大きく写しだされましたが、とてもスクリーンとは思えない繊細で色鮮やかな画像に驚かされました。やはりNHKの映像技術には計り知れない素晴らしさがあります。

そして5月10日(火)に行われた釜石市立双葉小学校での小山さんの演奏会の映像が紹介されましたが、その時の小学生も釜石会場に招待されていました。

次に大スクリーンにはルツェルン音楽祭2011の映像が流れました。この音楽祭には毎年、世界トップクラスの演奏家たちが参加し、約10万人の聴衆を集める音楽祭で、2003年、音楽監督にクラウディオ・アバドが就任。以来、毎年指揮台に立ち続けているそうです。そしてプロジェクトとして長期にわたる被災地支援を発表し、来年より何と「移動式テント」(700人位のホール)で東北地方を回り、音楽を届けることを計画しているそうです。

続いてシェーンブルンの夏の夜のコンサートの映像が大スクリーンに映し出されました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が、世界遺産シェーンブルン宮殿で行うファン垂涎の野外コンサートで今年は、ロシアのワレリー・ゲルギエフが指揮し、東日本大震災の被災者のために、シベリウスの「鶴のいる風景」が演奏された。

小山さん、宮本さん、高岡さんらは、舞台の袖にあるテーブルを囲んで着席されていますが、首藤アナウンサーより色々とインタビューを受けて、また各放送局と連携していくと言う構成です。

そしてお待ちかねの小山さんのピアノソロ。スタインウェイが舞台の中央に運び出されると小山さんがピアノの所へ移動されました。曲目はラフマニノフの「鐘」と何と、先日の横浜みなとみらいのアンコールで弾いて頂いたヴォカリーズ(編曲:Earl WILD)でした。心にしみわたる素晴らしい演奏。生きる希望と力を心に刻み込んでくれました。

生放送なので休憩時間はありませんでしたが、後半はベルリン・フィルのコンサートマスターになった樫本大進さんの呼びかけで実現したチャリティー・コンサートの映像が。
ピアノのマルタ・アルゲリッチ、チェロのミ−シャ・マイスキーなど超一流のソリストが共演しましたが。アルゲリッチが弾いた、童謡「赤とんぼ」のピアノ演奏は心に染みるもので流石にアルゲリッチは素晴らしいピアニストです。

あっと言う間の3時間。番組は終了しました。
普段のコンサートとは違い、番組の生々しい裏方を見ながらの体験はとても貴重で素晴らしい一日を体験出来ました。

今日はプライベートで、とても嬉しい出来事もあり忘れる事の出来ない思い出深い素晴らしい一日となりました。僕の人生は既に後半を迎え、大震災の影響を少なからずと受けプライベートでも色々な災難が降り注ぐ事になりましたが、そんな時に希望と勇気を与えてくれた小山さんの奏でるピアノ。。。
これからも皆さんと共に、小山さんの素晴らしいピアノを応援し続けて行きたいと思います。
ヴォカリーズの美しい調べがいつまでも心に鳴り響いています・・・・・






すみません。今日は場内撮影禁止でした。


放送終了後に表に出ると既に日は落ちてました。


Date: 2011/10/22(土)

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 東京ニューシティ管弦楽団 / さいたま文化センター

公演期間 2011/10/15(土)
会場 さいたま市文化センター  (埼玉県)

指揮:曽我大介
東京ニューシティ管弦楽団


グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
                 (管弦楽のみ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 

<アンコール>
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番 第3楽章




昨日の夜はもの凄い雨が降りましたが、朝起きると止んでいて、出掛けるころには素晴らしいお天気となり、何となく小春日和の様な陽気でもありました。
今日もラフマニノフとチャイコフスキーが聴けると朝からワクワクでした。
クラシックは一期一会なので、例え同じ曲を同じ楽団で聴こうとも楽しみは変わりません。
また、さいたま文化センターはこれまでに来れる機会が無く、今日は初めて聴くホールなので楽しみは更に倍増です!
今日は渋谷、池袋、赤羽経由の南浦和駅で、約1時間20分の旅でした。

文化センターととても立派な建物でホール前はとても大きな広場となっていて災害時の避難場所にも指定されている様です。ホールに着くと丁度入場開始された所でした。
ホワイエはとても落ち着いた雰囲気で、コンサート会場の模範となる様な佇まいでした。
客席は勿論満席で沢山の方が訪れています。
そしてこのホールで特に感じたことは、係りのスタッフの方々の対応の良さが抜群でした。
恐らく公共のホールだと思いますが、スタッフの皆さんのとても親切で細やかな対応に驚きました。
これなら何度でも来たくなるホールだと思いました。
そしてホールはとてもシンプルですが音の響きがとても良く、スタインウェイもかなり弾き込まれているらしく素晴らしい音色だと思いました。
演目は昨日(下記に書かせて頂いております)と同じでしたが、やはり昨日とは違った感動が心に響きました。
本当にこの2曲は何度聴いても心が震えます。
アンコールはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第三楽章を聴かせて下さいました。
感動的なクライマックスを2度も堪能できてさいたまの皆さんも十分に満喫された事と思います。

そして終演後のサイン会は昨日と同様に大盛況で恐らく横浜みなとみらいと同じく300人位の方が並ばれたと思います。小山さんの秋のコンサートは順調に進んでおります。
小山さんは、これから皆さんの都市にも伺うことになると思いますので、どうぞ楽しみにお待ちください。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>





南浦和駅は素朴な感じの駅でした

駅前の広場に文化センターの案内板が・・・



約7分ほど歩くとホールです

明るい日差しがまぶしいくらいです




とても立派なホールです



入り口を入ると高い天井が度肝を抜きます




階段を上ると大ホールです

.丁度入場開始になりました



入場口付近です




落ち着いた雰囲気が素敵です

スタッフの方の対応が素晴らしかったです!



今日もサイン会があります




休憩時間の様子です

開演前の3階席です





終演となりました。満席でした!



素晴らしい感動を胸に・・・

この取り巻きの先に小山さんが・・・



3階まで続く長蛇の列でした。

素晴らしかった演奏の感想を小山さんへ




2日間、お疲れ様でした!
<撮影・掲載 了解済み>



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Date: 2011/10/16(日)

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