まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼土曜ソワレシリーズ《女神との出逢い》 第221回 小山実稚恵「ショパンの想い」    2012/1/21 (土)
▼小山実稚恵Produce公演 <シリーズU> プレトーク・イベント    2012/1/16 (月) 
▼2012年 New Year Concert 小山実稚恵 ピアノ演奏会    2012/1/14 (土) 


 土曜ソワレシリーズ《女神との出逢い》 第221回 小山実稚恵「ショパンの想い」
土曜ソワレシリーズ《女神との出逢い》
第221回 小山実稚恵「ショパンの想い」

全6回シリーズの第3回目


2012年1月21日(土)
18:00開演
会場:フィリアホール(神奈川)


若き日のショパンの傑作、ピアノ協奏曲2曲!

ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22(ピアノソロ)
ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21(室内楽版)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(室内楽版)


ピアノ=小山実稚恵
<弦楽四重奏=クァルテット・エクセルシオ>
ヴァイオリン=西野ゆか,山田百子 
ヴィオラ=吉田有紀子 
チェロ=大友 肇)
コントラバス=吉田 秀(N響首席)


2年に1回のシリーズです
今日は自宅から一番近いフィリアホールです。
新年を迎えてから晴れの天気が続いていましたが、今日は雪がパラつきそうなとても寒い日です。
自宅を出て15分でホールに着きました。近いと本当に楽です・・・

ここフィリアでのコンサートは2年に1回のペースで2008年1月からスタートした「作曲家の想い」のシリーズ。
全6回、最終回はなんと2018年で第6回目は「小山実稚恵の世界」より1年先です。

フィリア通信 インタビュー
   ↓
http://www.philiahall.com/j/interview/080119/index.shtml

第1回目 「ラフマニノフの想い」(2008年) ・・・残念ながら行けませんでした。
第2回目 シューマン(2010年) ・・・管理人の感想
第3回目 ショパン(2012年)
第4回目 バッハ(2014年)<予定>
第5回目 シューベルト(2016年)<予定>
第6回目 ベートーヴェン(2018年)最終回<予定>

今回は弦楽四重奏のクァルテット・エクセルシオの皆さんとの共演ですが、2011年1月29日に第一生命ホールで共演しています。(この時は残念ながら行けませんでした)

実は今回のプログラムの中のピアノ協奏曲第1番、2番は昨年11月に厚木市文化会館で聴きました。(メンバーは 景山誠治 ・ 景山裕子(ヴァイオリン),安藤裕子(ヴィオラ), 上森祥平(チェロ) 渡辺玲雄(コントラバス):敬称略)
同じ曲ですが演奏者、ホールの違いでどの様に違うのか、それもひとつの楽しみになっています。

アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズは気品に満ち溢れ、ショパンの香りを十分に味わせてくれました。
そしてピアノ協奏曲第2番です。クァルテット・エクセルシオの演奏はとても新鮮で繊細な音色はショパンの香りを余すことなく表現されており、小山さんとの音の共演はとても素晴らしくオーケストラ版では味わうことの出来ない至福の時間でありました。第2楽章のラルゲットはそれぞれの楽器の持ち味を十分に引き出されており、その甘酸っぱいショパンの心の内を余すことなく表現されていました。
そして後半は第1番。最近気がついた事なのですが、アーチストのコンディションもさることながら聴く者のコンディションがとても重要だと言うことが判りました。もちろん、前半の演奏も素晴らしいのですが、特に後半の演奏は心から楽しむ事が出来る。これは自分自身の耳が徐々になれてきて特に後半がベストの状態になるのでは?と思いました。たとえば前半が1番で、後半が2番だったら例え同じ演奏を聴いたとしても聴く者の状態できっと違っていたのだろうなと。
そんな訳で後半の1番は最高のコンディションで聴ける事になりクァルテット・エクセルシオの皆さんと小山さんの演奏が如何に素晴らしいかを実感出きて、心の心底から、あぁ、いいなぁ〜〜と。。。大げさな表現ですが、生きていてこの様な素晴らしい演奏を聴けることは最高の幸せだと。しみじみ思いました。
聴衆の皆さんも僕と同じ気持ちになれてブラボーの掛け声と共にいつまでも続く拍手がフィリアホールに響き渡りました。
そしてアンコールはラルゲット。じっくりと聴かせて下さいました。この楽章だけを何度聴いても毎回涙すると思います。
心にジ〜〜ンと来たまま終演となりました。
クァルテット・エクセルシオの皆さんとはこれからも是非共演して頂きたく思います。

終演後はサイン会がありました。
今日も本当に多くの皆さんが参加されました。
そしていつも小山さんのコンサートに駆けつけて下さいます多くのファンの皆様とも挨拶が出来、嬉しい限りです。
皆様にこの場をお借りしましてお礼を申し上げます。
今年はコンサートが続いていて、次は月曜日に行われます都民芸術フェスティバル(東京文化会館)でコバ研さんとのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番を聴きに行きます。
また皆さんとお会い出来ることを楽しみにしつつ・・・・・


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


今日のお勧めの1枚は1月25日に新譜発売される Vocalis です!
昨年の震災は小山さんの人生をも変える程の辛い出来事でした。
そんな中で、心優しい小山さんが思いを込めて弾き上げたアルバムです。


<クリック>






ホールは青葉台駅前にあります

東急デパート内にあります



South 1 の5階がホールです

店内にさりげなくポスターが・・・



丁度、入場開始されていました

エクセルシオは素晴らしいクァルテットです!



入場口付近です

ホワイエはとても落ち着いた雰囲気です



フィリアはモダンなホールです




CDコーナーです

休憩時間の一コマです



洗練された空間のフィリアホール

室内楽にも最高の環境です!



アンコールはラルゲットでした



サイン会はご覧の様な長蛇の列でした

心を込めてサインをする小山さん



素晴らしいショパンでした
<撮影・掲載 了解済み>

<クリック>

Date: 2012/1/21(土)

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 小山実稚恵Produce公演 <シリーズU> プレトーク・イベント
プレトーク・イベント開催(事前申込制)

平成24年1月16日(月曜)
午後7時から(午後6時30分開場予定)

杉並公会堂小ホール

出演:小山実稚恵 
聞き手/萩谷由喜子(音楽評論家)



<本番(2月17日)の演奏曲目>

シューマン/リスト:「献呈」(ミルテの花 第1曲)
ショパン:練習曲 作品10より
シューマン:「子供の情景」
リスト:パガニーニによる大練習曲より
    第3番「ラ・カンパネラ(鐘)」
シューマン:「幻想曲」op.17から第3楽章
リスト:ソナタ ロ単調


今日は2012/2/17(金)に杉並公会堂で行われる小山実稚恵Produce公演 <シリーズU>に先駆けて、音楽評論家の萩谷由喜子さんとのプレトーク・イベントに参加しました。
萩谷さんとのトークはいつも楽しみにしますので、今日も参加させて頂きました。

小ホールに入るとピアノを囲む形で席が用意されていて、ピアノの真後ろにも配置されてます。
今回のコンサートはロマン派の作品であるシューマン、ショパン、リストを取り上げていますので、その3人についての興味あるトークをお二人が交わされました。
3人の偉大な作曲家は献呈での繋がりがあったのですね。
プログラム1曲目の「献呈」(ミルテの花 第1曲)はシューマンがクララへ結婚式の前夜に捧げた歌曲でそれをリストが編曲しているのですね。
そしてまずはこの曲を目の前で弾いて下さいました。
杉並公会堂の小ホールは初めて入るホールですが、その音の響きの素晴らしさに思わず唸ってしまいました。

萩谷さんの解説は本当に細やかで分かり易くレクチャーしてくれますので素人の僕でもとても良く判りました。
萩谷さんより、小山さんは3人のうち誰が一番タイプですか?と言う質問には3人とも内面的な素晴らしさに惹かれますが、ショパンだけは美意識が高いので近寄り難い存在?かな??と言われていた様に思います。
次はショパンからリストに献呈したのが、練習曲 作品10 だったのですね。皆さんはご存知だと思いますが、僕は初めてこの事実を聞き驚きを隠せませんでした。ショパンとリストがこんなに近い関係だったとは、当時は物凄い天才がゾロゾロいたのですね。この曲はさわりだけ弾いてくれましたが、やはり目の前での演奏は素晴らしい。。。
そしてプログラムにはありませんが、確かシューマンがショパンにクライスレリアーナを献呈したと言われていた様に思います。この曲もさわり部分を弾いてくれました。
この様な感じで3人の関係をレクチャーしてくれました。
最後に質問コーナーを設けて下さいましたが、皆さん、とても専門的な知識をお持ちの方ばかりでとても内容の深い質問をされており、小山さんも熱心にお答えしてました。

レクチャー後はお二人のサイン会も用意されており、皆さんとの交流を深めていました。

今日は杉並公会堂のスタッフの皆さん、そして萩谷さん、小山さん。素晴らしいお時間をありがとうございました。
本番の2月17日(金)を楽しみに待ちたいと思います。==> こちらです



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>





杉並公会堂前の案内

小山さんのポスターも・・・




小ホールでのプレトークです



プレトーク前の会場内

お花の席にお二人が・・・



お二人とも本当に素敵です!
<撮影・掲載 了解済み>

<クリックで詳細見れます>


Date: 2012/1/16(土)

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 2012年 New Year Concert 小山実稚恵 ピアノ演奏会
2012年 New Year Concert
       小山実稚恵  ピアノ演奏会

2012年 1月14日(土)
開演 14:00(開場 13:30)
会場:きゅりあんホール(東京)


ショパン:
ノクターン第1番 変ロ短調 作品9−1
ノクターン第2番 変ホ長調 作品9−2
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22

シューマン:
リスト/「献呈」

リスト:
3つの演奏会用練習曲〜第3曲「ため息」
「愛の夢」第3番 変イ長調
パガニーニによる大練習曲〜第3番「ラ・カンパネラ」
     
〜 休憩 〜

ドビュッシー:
ベルガがマスク組曲〜「月の光」
前奏曲集第1集〜第8曲「亜麻色の髪の乙女」
前奏曲集第2集〜第12曲「花火」

ショパン:
ノクターン第13番 ハ短調
ピアノ協奏曲第2番より第2楽章(ピアノ・ソロ版)
バラード第1番 ト短調 作品23
ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53「英雄」

<アンコール>
ショパン:
「子犬のワルツ」
ワルツ第10番
ワルツ第1番


主催:
東京第四友の会 


僕にとりましては今年最初のコンサート♪
今日も朝から素晴らしいお天気でした!
そういえば今年になってから雨はまだ一度も降っていませんね。
今日は僕に取りましては、今年初めてのコンサートになります。

今日は東京第四友の会と言う、主婦の方たちの友の会が毎年1回行っていますコンサートであります。
なので会場に着くと殆どが主婦の方たちで、いつもと違う雰囲気が開演前より漂っていました。
CD売り場の隣には着物の生地?なども販売されていて、主婦を感じさせてくれます。

今日のプログラムはショパンがたっぷり聴けて、リストとシューマン。そしてドビュッシーが聴けると言う大変に楽しみなプログラムです。
時間になると鮮やかなグリーン色のドレスに身を包んだ小山さんが。。。
まずはショパンのノクターンを1曲弾かれたあと、マイクを片手に小山さんのトークがありました。
昨年の震災に関するお話を語られました。小山さん御自身が仙台で生まれ盛岡で育ったのでその思いはひとしお大きいのです。そして今日のプログラムについて1曲づつ優しく解説をして下さいました。

今日のコンサートは友の会の方々が主なので、普段あまりこの様なコンサートに接する事が無い人が殆どして前半は皆さんとても緊張をされて聴かれていることが判りました。
ただ後半になるとドビュッシーの月の光や亜麻色の髪の乙女など、聴いたことがあるぞ、と言った曲が増えてきて皆さんだいぶ元気が出て来ました。そして英雄ポロネーズの迫力に圧倒された様で大興奮されていましたね!
アンコールはとても聴き易い曲を選んでくださり特に子犬のワルツには思わず、どよめきが起こりました。
ピアノの音色も最高に仕上げられており新春に相応しいフレッシュなコンサートとなりました。
昨年は日本全体が何かモヤモヤした思いがありましたが、今日は本当に何かスッキリした気持ちで今年はきっと良い年になるぞ。そんな手ごたえのコンサートでした。
小山さんのピアノの音色に心を奪われた方は沢山いたようで、終演後のサイン会は本当に多くの方が参加されて今日の素晴らしいコンサートの感想を小山さんへ述べていました。

今月と来月は週末に沢山のコンサートがあり、特に東京近辺のコンサートが多いので、僕に取りましては新年早々嬉しい日々が続きます。今年も元気に小山さんのピアノが聴けるように健康に気おつけて仕事に励みたいと思います。

小山さんは、明日は仙台での音の旅。そして月曜日は杉並公会堂での萩谷さんとのプレトークイベントと本当に忙しい日々が続きます。どうぞお身体をご自愛いただき、頑張ってください。




このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>





きゅりあんホールは多目的ビル

僕は今年初めてのコンサート



東京第四友の会 主催です

入場開始時間となりました



目の前が大井町駅です

爽やかな感じのきゅりあんホール



主婦の方がメインです

和服姿の女性も・・・



2階から見た風景
シンプルですが、とても音の響きの良いホールです



休憩時間の一コマです

目の前が大井町の駅ビルです



今日はサイン会があります

CDは沢山の種類があるので迷いますね!



ピアノの音色は最高に素晴らしかったです!

沢山の感動を胸にして・・・



終演後のホワイエです

サイン会は今日も長蛇の列でした!!


御一人御一人に丁寧に対応される小山さん



今年も頑張って下さい。
<撮影・掲載 了解済み>

夕暮れの大井町駅

Date: 2012/1/14(土)

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