まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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第12回  〜ワイン色 大人の香り・乱れ散る音〜

第12回 2011年 秋 〜大人の香り・乱れ散る音〜  2012年1月28日(土)

「小山実稚恵の世界」第12回レクチャー&サロン 2012年1月9日(月)


12年間・24回リサイタルシリーズ 「ピアノで綴るロマンの旅」
第12回 2011年秋 〜音の洪水〜
ワイン色 大人の香り・乱れ散る音

2012年1月28日(土)
15:00開演

会場:Bunkamura オーチャードホール


[前奏曲・練習曲シリーズ]
ショパン: 12の練習曲 作品25 より(6曲)
第1曲 変イ長調「エオリアンハープ」
第6曲 嬰ト短調
第7曲 嬰ハ短調
第9曲 変ト長調「蝶々」
第11曲 イ短調「木枯らし」
第12曲 ハ短調「大洋」
シューマン: パガニーニの奇想曲による練習曲 作品3
ラフマニノフ: 10の前奏曲 作品23 より(3曲)
第2曲 変ロ長調
第5曲 ト短調
第6曲 変ホ長調
ラフマニノフ: 13の前奏曲 作品32 より(3曲)
第5曲 ト長調
第10曲 ロ短調
第12曲 嬰ト短調
ラフマニノフ: 練習曲集「音の絵」作品33 より(2曲)
第2曲 ハ長調
第7曲 変ホ長調
ラフマニノフ: 練習曲集「音の絵」作品39 より(4曲)
第5曲 変ホ短調
第6曲 イ短調
第8曲 ニ短調
第9曲 ニ長調

<アンコール>
リスト:ため息
ラフマニノフ:鐘、ヴォカリーズ








小山実稚恵さんの動画
(オーチャードホール動画より)
今日も朝からとても素晴らしいお天気です。
小山実稚恵の世界も6年目を迎え24回中の12回目となりました。
あっと言う間の6年でした。世の中の様子やプライベートでも色々と様変わりしていますが、このシリーズは揺らぐ事無く最初のスケジュールの通り進んでいます。
小山さんの人間的な強さと音楽に掛ける情熱の強さを感じる事が出来ます。
昨年は小山さんの故郷でもある東北で想像を絶する震災がありました。勿論、この様な自体は想像する事すら出来ない事ですが、今回のテーマが音の洪水とう事で小山さんはとても心を悩ませ迷われた事と思います。ただ現在活動を行っている被災地での事ですが、被災地では綺麗なドレスなど着てはいけない物と思っていた所、被災地の皆さんはその様な事は思われておらず、普段通りのままであって欲しい。一番華やかで綺麗なドレスで演奏して欲しいと言われたそうです。
毎回多くの熱心な小山ファンが集まるシリーズとなっていますが、会場に着くと今回も凄い事になっていました。入場時間前なのにオーチャードホールの入り口からエスカレーターの所まで長蛇の列が連なっていました。皆さん、今日と言う日を本当に楽しみにしていた事がひしひしと伝わってきます。
入場してホワイエを散策していますと音楽評論家の方やテレビでもお馴染みの大学教授や早々たる音楽関係者、メディア関係者の方もいらしていました。
そして改装されたオーチャードホールは気つかない所で綺麗になっていてトイレなども素晴らしくなっていました。
いよいよ12回目のコンサートが始まります。小山さんはイメージ色に合わせた素敵なワイン色のドレスで舞台に立たれました。まずはショパンの12の練習曲より。ショパンの練習曲は練習曲とはとうてい思えないような高度なテクニックが要求されます。
小山さんは演奏のテクニックだけではなくショパンの心を十二分に弾き出し、そしてピアノを通じて我々に伝えて下さいました。スタインウェイは全ての音域において最高の状態に仕上がって、小山さんのどの様な要求にも応えてくれる理想の状態でした。これも一重に専属で調律をされている優秀なスタッフの方がいるから成し得る技だと思います。
シューマンとラフマニノフも心から楽しむ事が出来ました。
特にラフマニノフは小山さんがもっとも好きで得意とする演奏家でもあり、その圧倒的な重低音の響きと繊細でロマン溢れる演奏は十分過ぎる感動を聴く者に届けて下さいました。
ホールにいる全ての人たちが全てを忘れて、ただただ小山さんの演奏に酔いしれていました。
この一期一会の時間は掛け替えの無い至福の時と幸せな時間であり、その余韻に酔いしれていました。
客席の皆さんも出来る限りの拍手とブラボー(ブラボーを叫んでいるのは僕ではありませんので悪しからず)で、小山さんの演奏に応えていました。
前半の旅は感動の中で幕を閉じました。春から始まる折り返しの旅も皆さんと共に楽しみたいと思います。小山さん、後半の旅もどうぞお身体をご自愛頂きながら頑張ってください。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


今日のお勧めの1枚は1月25日に新譜発売された Vocalis です!
昨年の震災は小山さんの人生をも変える程の辛い出来事でした。
そんな中で、心優しい小山さんが思いを込めて弾き上げたアルバムです。


<クリック>






まずはハチ公の様子を見に(笑)

ハチ公前交差点



今日はとても良いお天気です



道玄坂を登ります

東急前交差点



文化村に到着





今日の案内です



小山実稚恵の世界のポスター




開演を待つ長蛇の列



入場開始時の風景です





休憩時間の風景です



新譜 ヴォカリーズが販売されています

ヴォカリーズ購入者は先着でサイン色紙が。。。





いつもながら素晴らしいお花です



本日のお花
(花)
シンピジウム
ダリア
ユリ
カラー
デンファレ
スプレーリューカデンドロン
リューカデンドロン

(緑)
ドラセナ
レモンリーフ
アイビー

(枝)
リロモジ
ガマズミ




改装されて綺麗になったオーチャードホール

喫茶コーナー




ワインを飲みながら如何ですか?



2階フロアーの様子



終演となりました



12回目 お疲れ様でした!
<撮影・掲載 了解済み>



チラシ置き場の場所が変わりました



表は既に日が落ちてました

渋谷の夜






<クリック>

<次回のチラシ>




レクチャー&サロン会 集合写真


Date: 2012/1/28(土)

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 オーチャードシリーズ「小山実稚恵の世界」第12回レクチャー&サロン会

小山実稚恵の世界  レクチャー&サロン会

2012年1月9日(月) 15:00〜17:00
会場:オーチャードホール レッスン室

<前半>
レクチャー
小山実稚恵 X 片桐 卓也(音楽評論家)

演奏曲目:
ショパン:
12の練習曲より エオリアンハープ

ラフマニノフ:
・前奏曲より作品32−10
・前奏曲より作品32−5


<後半>
サロン会



「小山実稚恵の世界」も第12回と、早いものでもう6年たち折り返しとなりました。
オーチャードホールは2011年7月4日〜12月22日まで改装工事が行われ、第12回秋のシリーズは2012年1月28日(土)となりました。
今日はオーチャードホールのレッスン室で28日行われるコンサートのレクチャーと小山さんを囲んでのサロン会が行われました。
関東では新年早々に地震がありヒヤリとしましたが、その後、お天気は晴天続きで平和な日々が続いています。
今日も素晴らしいお天気で成人の日を気持ち良く迎える事が出来ました。
渋谷には2時に到着しました。道玄坂は歩行者天国になっていて沢山の人の輪の中で大道芸人の方が演技を披露していました。その中で、物凄くインパクトのある得体のしれない人物??がいました。
ダークラクーと言う巨人です。(こちらに動画あります)既にご存知の方もおられるかと思いますが、とにかく近くで見ると恐怖感十分の巨人です・・・・・
こんな平和な光景を見ていると昨年の震災が嘘の様な気がしてきます。テレビで震災を受けた一人の少女がこんなコメントを述べていました。
・・・過去は変えられないけど、未来は変えることが出来る・・・この決意が日本を変える事が出来るのだ。。。と思いました。
大道芸を楽しみながら道玄坂を登りオーチャードに着きました。
改装されたオーチャードはコンサート以外にも沢山の催し物が行われていて、多くの人で賑わっていました。
入場時間になりレッスン室内へ入るとレクチャー用にピアノと小山さん、片桐さん用の椅子とテーブルが準備されていて、その前に我々の椅子が並べてあります。
時間になると係りの方のご挨拶の後に小山さん、片桐さんが呼ばれ会場に登場されました。
小山さんはコンサートの衣装とは違い、また違った小山さんが拝見できてとても素晴らしい催しです。
前半の約1時間はレクチャーです。
第12回はショパン、シューマン、ラフマニノフですが、同年代を過ごした作曲家として、リストやパガニーニなどとの関係を交えたそれぞれの繋がりなどを説明していただき、とても興味深かったです。
特にパガニーニが当時としてはずば抜けた作曲家であり、多くの作曲家が尊敬の念を抱いて憧れの演奏家だった様です。シューマンやラフマニノフなどがその超絶技法の曲をピアノ曲へ編曲していた事でもそれが裏づけられると言う事でしょうか。
そして献呈している曲を調べてみるとシューマンがリストに、リストがシューマンに、シューマンがショパンに、ショパンがシューマンそしてショパンがリストにと、それぞれに曲を献呈しているのですが、リストがショパンに献呈していたのか??と言う事につきましては、これはどうやら無かった話の様です。ひょっとするとリストはもしかしたらショパンに献呈しても、ショパンが弾いてくれないと思ったのからなのでしょうか??
そしてここで1曲。エオリアンハープを目の前のスタインウェイで弾いて下さいました。
ハープの響きと奏でる仕草をピアノで表現した曲との事ですが、まさにその通りの音色と指裁きでありました。
そしてラフマニノフの前奏曲や音の絵に関するお話がありました。小山さんのラフマニノフ好きは既に皆さんご存知の事と思いますが、小山さんは大学院修士の論文の課題にもラフマニノフを取り上げていて青春時代の想いが沢山詰まっている作曲家であるのです。
そしてラフマニノフの前奏曲を2曲弾いて下さいましたが、ダイレクトに伝わるその響きにはもうメロメロに打ちのめされました(笑)
レクチャーが終わった後は、全員での集合写真を撮りました。
後半はサロン会ですが今回は参加者が少なかった事もあり、小山さんとはゆっくりと話す時間がありました。
1月、2月は東京を中心としたコンサートが多くありますので楽しみな年明けになっています。
・・・・・
28日のオーチャードホールで皆さんとお会いする事を楽しみにしつつ、今日は筆を置かせて頂きます。


■マイシート・サロンフレンズのご案内=> こちらです




今日は成人の日です

ハチ公前 交差点



渋谷は今日も沢山の人です。



道玄坂は歩行者天国に

沢山の大道芸がやられてます



これは驚き・・・

ダークラクーと言う巨人?です



画像をクリックすると動画が見れます。

目の前に来るとかなりの迫力!



東急 文化村前の交差点

文化村 入り口付近



レクチャー&サロン会の案内

レッスン室で行われます



すっかり日は落ちてました

ハチ公前 交差点



ハチ公の写真も一緒に添えてありました



渋谷の街はこれから賑わいます

東急田園都市線(半蔵門線)で帰ります



Date: 2012/1/9(月)

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